■ ID
| 1555 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 陸面過程モデルMATSIROへの作物生長モデルの組み込み
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■ 著者
| 増冨祐司
埼玉県環境科学国際センター 間野正美
千葉大学 滝本貴弘
(独)農業環境技術研究所 宮田明
(独)農業環境技術研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本気象学会2012年度秋季大会、平成24年10月3日 |
■ 抄録・要旨
| 陸面過程モデルMATSIROはMIROC5.0やNICAMといった気候モデルに組み込まれ、陸面部分の熱や水のフラックスを計算する。通常のMATSIROでは、作物や自然植生の生長は内生的に扱われず、例えば将来の年々の気象変動や長期的な気候変化に応答した生長の変化や、この生長の変化に起因した熱や水のフラックスの変化を考慮できない。そこで本研究ではMATSIROへ多種多様な作物の生長を扱うことができる作物生長モデルMACROSを組み込むことを目的とした。さらにこのモデルを用いて、潜熱・顕熱フラックスおよびBiomass量を計算し、真瀬(つくば市)の水田フラックス観測サイトの観測値と比較した。その結果、開発したモデルによって、潜熱・顕熱フラックスの季節変動および日々変動、Biomass量の増加減少を高精度に推計できることがわかった。
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